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ネイチャースキーとは

ネイチャースキーって何だろう。

雪の森を歩いてみたことはありませんか?深い森でなくても、スキー場や別荘地の近くの林でもいいのです。静かで、雪がない時とは全く印象が違う、素敵な風景の中に自分がいることに気付くと思います。ネイチャースキーは、そんな雪の森の自然の中で楽しもうというスキーです。
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動物の足跡が続いていたり、面白い顔に似た冬芽を見つけたり、葉を落とした枝に野鳥を発見したり、そして何よりいつもと違う景色に見とれたり、仲間と休憩のひと時を温かい飲み物を飲みながら楽しく語らうとか、バーナーとコッフェルを用意して雪の上で温かいランチを楽しむとか、いろいろな楽しみ方があります。
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ネイチャースキーに慣れてくると、ちょっと難しい斜面を滑り降りたり、スキーで歩いたり滑ったりする楽しさも感じることができます。
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春・夏・秋のシーズンでは歩くことができない場所を、歩くことができるのも楽しさの一つです。地図と磁石を頼りに(最近はGPSという便利な道具もありますね)、初めての森を探検するのもなかなかおもしろいものです。

そんな雪の森のハイキングがネイチャースキーです。あなたのやってみたいこと、楽しみを、ぜひ見つけてください。
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ネイチャースキーの道具

ネイチャースキーの道具はこれでなければならないという決まりはありません。でも「歩くこと」と「滑ること」がバランスよくできなければなりません。そこで私たちは次の道具を推奨しています。
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ステップソールのついたテレマークスキーの板とテレマーク用のビンディングにテレマーク用の靴のセットです。ステップソール付が大事なポイントです。ステップソールがついているので後ずさりすることが少なく、緩い登り坂ならまっすぐ登ることができます。かかとが上がる「ヒールフリー」なので楽に歩くことができます。アルペンの道具に比べてずいぶん軽いので扱いも楽です。テレマーク用なのでそれなりに滑ることができます。斜面もところどころにある日本の森の中を歩いたり滑ったりするネイチャースキーにはうってつけの道具といえると思います。

ステップソール


*用語解説「ステップソール」:刻みをいれて、後進には雪面に食い込んで動きにくくなるようにした滑走面のことです。上の写真をよく見てもらうと、滑走面が凸凹している様子が見えます。魚の鱗に似た感じなので、「うろこがついている滑走面」と言うこともあります。

スノーシューとどう違うの?

雪の森のハイキングという点ではスノーシューを使ってもあまり変わりはないと思います。それぞれ道具に長所・短所があります。ステップソール付テレマークスキーとスノーシューを比較してみましょう。

テレマークスキーの長所は滑ることができるということです。平地を歩くときも、踏み出した足を滑らせれば1歩の距離は長くなります。下り斜面は当然気持ちよく滑って下ることができます。短所は急斜面の登りや下りは苦手ということです。(上手になれば別ですが)ハの字歩行や階段歩行を余儀なくされます。登山道のような急斜面の林間のジグザグ道も制動や方向転換が大変です。初心者は板の長さに慣れるまで扱いに気を使います。短所は慣れや技術の向上に伴って少しずつ克服していけるのではないかと思います。

スノーシューの長所は何より扱いが易しいということです。慣れや技術がなくても普通に歩き回ることができます。また急斜面や狭いところでも楽に動くことができます。短所は、滑りませんから、概ね1歩は1歩の長さしかないということです。緩い下り坂でも歩かなければなりません。スキーのような技術の習得という楽しさはあまりありません。

目的や場所に合わせて、それぞれの良さを生かした使い方をしていけばよいと思います。スノーシューを背負ってネイチャースキーに行き、スキーで難しいところはスノーシューを使うというツアーも楽しいのではないかと思ったりもします。


ネイチャースキーの服装

服装や持ち物は雪中ハイキングとして考えればよいでしょう。「それではよくわからん!」という声が聞こえてきそうですね。少し具体的に説明しましょう。手持ちのものを使いながら、いろいろ研究して徐々に買い揃えていくという方法が、一番無駄なく間違いがない方法と思います。慌てて「すべて新調しなければ」などと思わないように。無雪期のハイキングや登山に共通して使えるものが多くあります。それも考慮して、必要なもののリストを作ってみましょう。

①アンダーウェア(靴下も含む)はポリエステルなど化学繊維の速乾性のものを使うこと。汗を吸ってすぐ外に出して乾いてくれることが大切です。登山用品が望ましいのですが、そうでなくても「ドライ」などの表示と素材をよくチェックして選びましょう。間違っても綿はダメです。汗を吸ってくれますが乾きません!ウールはOKです。

②アウターウェアはゴアテックスなどの透湿性防水素材のものをぜひ用意してください。冬山用のアウターウェアがベストですが、ゴアテックスなどの登山用レインウェアでも大丈夫です。スキーウェアでも代用できますが、保温性が高すぎて暑くなることがあります。手持ちのスキーウェアがあって、他に用意がなければとりあえずは使えますというレベルで考えてください。

③中間着もポリエステルなどの化学繊維が基本です。安く出回っている薄いフリースで大丈夫です。

④防寒具として薄いダウンジャケット(安いものでもOK)が1枚あると便利です。昼食など少し長い休憩では体がどんどん冷えてくることがあります。アウターの内側にさっと着るだけでずいぶん違います。宿でも便利です。日常の生活でも冬は1枚あればなかなか便利ですよ。

⑤グローブは防水防寒のものを。スキー用でOKです。フンパツして冬山登山用のものなら使い勝手がよく袖もよく覆ってくれるので雪が入ってくることもありません。

⑥サングラスまたはゴーグルが必要です。紫外線が結構強く、目をやられます。くれぐれも紫外線をきちんとカットするものを用意してください。安物のサングラスやゴーグルの中には紫外線をあまりカットせず、やたら暗くなるだけのものがあります。ますます瞳孔が開いて紫外線の被害を大きくします。

⑦人里に近い森でも冬の雪の森に入って行くのです。地図やコンパスを持つこと、温かい飲み物や非常食などを持つことなど、それなりの心構えで準備をしましょう。自然を甘く見てはいけません。


楽しみを用意しよう

ネイチャースキーは雪の森を歩き回って筋トレをするのが目的ではありません。(それが目的の人がいるかもしれませんね)最初に述べたように「雪の森の自然の中でいろいろ楽しみましょう」というのが大切なコンセプトです。ですから自分が楽しみたいことをするにはそれなりに準備をした方がよいでしょう。動物の足跡を探ってみたいなら「アニマルトラッキング」に関する資料があるといいですね。植物が好きな人は冬芽や冬の樹木の資料があると楽しいと思います。休憩にはおいしいコーヒーがあるといいですね。ホットワインもうれしいものです。ランチは冷えたカチカチのおにぎりより、温かい鍋物などができたらきっとおいしいでしょう。御岳田ノ原自然園でのスープスパゲティとか戸隠高原の鏡池での水炊きとか、結構ランチも思い出に残っています。ガイドツアーではクリームシチューやチーズフォンジュなどを「ウリ」にしているところがありますよね。
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自分の得意な分野で何かみんなで楽しめそうなことがあったらぜひ発揮してください。メンバーの新しい面を発見できるのも楽しさのひとつですよね。


まずは最初の一歩を踏み出しましょう

いろいろ書きましたが、最低限必要な知識を仕入れたら、まずやってみることです。自分一人だけで始めるのは、なかなかハードルが高いものです。私たちのようなネイチャースキーのグループに入るのが、体験したり勉強したりするにも一番の方法かと思います。体験してみるだけならガイドツアーなどに申し込むというのも方法の一つです。

筆者は最初の2シーズン、一人で本を読んで勉強しながら単独行でやってましたが・・・。でも、「やっぱり仲間がいたほうが楽しいですね!」ということで「ネイチャースキークラブの紹介」も、ぜひお読みください。
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